
~田舎に仕事を作り出す第6次産業~
第6次産業とは、第1次産業である農業に、2次産業(加工)、3次産業(流通・小売)を加え、付加価値の高い産業にしようとする農業の新しい形態(1+2+3=6)です。日本でこの実例は乏しく、縦割り行政の壁が一番のネックとなっています。産業群によって所管官庁が異なり、業界団体を通じて産業振興をしてきたこれまでのスタイルから考えると、1・2・3次産業に"横ぐし"をさすことはきわめて難しいとされてきました。
しかし、このWWBジャパンの推進する「田舎で働き隊」事業で全国に展開するメンバーにより、"循環型"6次産業が形成されつつあるのです。彼らは耕作放棄地のミカン畑や茶園の後継創業、女性起業家との商品開発、北海道ではすでに11の町内レストランという具合に、「生産、開発、加工、流通、直売、レストラン」の"農を軸とした生産から消費までの循環型内需経済"(第6次産業)モデルが生まれています。

第6次産業の実現には縦型効率主義ではなく、ヨコに連携する多様性のネットワークが求められます。働く人も、その連携の中から、自分の個性に合った分野を選び、多様性から生まれる創造性で付加価値ある商品を農から作り出していく必要があります。ホームレスだったひとも、障害のある人も、一緒に働いています。誰もが、自分のできることを持ち寄って働ける社会を目指しています。
私たちは、どんな田舎にいても、メールやインターネット会議を利用し、リアルタイムで情報を全国、アジアと共有できるようにしました。情報という横ぐしを刺して、各々の価値を高めていく。そんな、ネットワーク型社会事業群が、硬直した1・2・3次産業の壁を崩し、地域を、日本を、アジアとの関係を作りなおします。それは、生活そのものを支えるインフラである農にしかできない役割です。そこをしっかりしたうえで、地域の眠っている財を生かして、社会全体の新しい可能性を引き出したいのです。
生産だけでなく開発、加工、流通、直売、レストランといった消費までの循環型の「農を軸としたビジネスモデル」により、地域に新たな仕事と雇用を作り出すことにつながります。道州制を見据え効率的域内流通を作り、大都市・東京へ、発展するアジアへ売り込んでいきたいとおもいます。





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